先日のライブの話
音楽の話です。
10/5、久しぶりにお店でのライブでした。
このお店には、18年前にも出演したことがあります。
アホみたいに音楽ばかりやっていた学生時代の情熱も残る、研修医1年目の時です。
その時共演したメンバーは、みなプロミュージシャンの道を歩んでいきました。
一方自分は医師として働き、どんどん音楽とは疎遠になっていきました。
目の前の仕事に集中するうち、いつの間にか音楽がなくても平気になっていました。
それはそれで必要なことだったとは思いますが、いつかまたサックスを猛練習して、当時と同じレベルでライブをしたい…と心のどこかで願っていました。
今回はまさにそんな「願っていたライブ」になったかな?と思いました。
共演者が凄かったので、足を引っ張らない為に必死で練習しました。
当日は満員でした。ほぼリーダーによる集客でしたが。
後で録音を聴くと決して自分で納得できるスキルではないものの、当日はお客さんからたくさん歓声と拍手を頂けました。
感覚としては、18年前にこのライブハウスで演奏した時と同じような手ごたえでした。
これまで、アマチュアミュージシャンが(特にチャージを取る)ライブをする意味ってなんだろう?と思っていました。
プロに比べたら技量も覚悟も足りないことが多い訳で、何となく申し訳なくて自分からチャージのあるライブへお誘いするのは苦手でした。
今回ライブ後のアンケートで「社会人になっても、こういった形で音楽を続けられるのがすごくいいなと思いました」という回答を頂きました。
別に「社会人になってもこうして音楽を続けています!」というメッセージがあるわけではなく、自己満足のために音楽をやっているだけなのですが、
上記ご感想を拝読し、アマチュアの演奏でもお客さんに何か「良い」と感じてもらえることがあるのだ、と勇気づけられる思いでした。
ありがちな内容で特にオチもないのですが、先日のライブの雑感を書いてみました。
ご来場いただいたお客さま、リーダーはじめバンドメンバー、どうもありがとうございました!
