痰の色から分かる、カラダのサイン

「朝、痰がからむけど大丈夫かな?」「この色、放っておいていいのかな…?」
そんな不安をお持ちの方へ——
実は、痰の色は体の中で何が起きているかを教えてくれる大切なヒントです。
今回は、よくある痰の色と、その意味について分かりやすくご紹介します。
🔹透明〜白
▶ 正常な粘液や、軽い風邪の始まり・治りかけで見られます。
▶ 炎症が強くない段階です。
🔸クリーム色〜黄色
▶ 白血球が増えて炎症が起きているサインです。
▶ 病原体(細菌やウイルス)と白血球が戦っている状態です。
🟢緑色
▶ さらに炎症が進んだサイン。
▶ 慢性的な副鼻腔炎や気管支炎などで見られることがあり、「いつもこの色」という方は一度診察をおすすめします。
🔴鮮血色(赤やピンク)
▶ 出血して間もない状態です。
▶ 肺や気道からの出血の可能性があります。
▶ すぐに受診を!
🍫チョコレート色(茶色)
▶ 出血してしばらく時間が経過している可能性があります。
▶ 過去に出血し、それが痰と混じって排出されている状態かも。
▶ 状況によっては検査が必要です。
「色のついた痰がずっと続いている」「血が混じって心配」など、
気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。